こちらは、アジアンらしいラタンのライトに、色や風合いなどでカリフォルニアやオレゴンなどのウエストコースト、いわゆる「西海岸風インテリア」のテイストを融合させたデザイン照明です。シンプルな四角柱のライトですが、あたたかな太陽や海辺のリラックスした雰囲気を呼び込んでくれるような、爽やかな白色のランプです。

アジアン照明ではラタンを使ったランプが数多くありますが、実は、白色に仕上げたタイプはあまり見かけない珍しいモデルです。また、ただ白く塗るだけでなく、ラタンの表面にやすり掛けを施し、例えば、海辺の少し風化した木の壁ようなイメージで風合いを出しているのですが、その色合いがまるで白い砂浜の色のようにも見えます。爽やかながらも味わいある仕上がりが西海岸らしいところですね。

ラタンをぐるぐると編み込んだ透かしシェードのため、明かりを点ければラタンの模様が影絵となって辺りに拡がり、幻想的な空間ができあがります。電球は、写真のように透明のクリア球を使うと、影がよりはっきりと映るのでおすすめです。中の電球が見えますが、電球をカバーで覆ってしまうとこの影模様は楽しめません。影模様もデザインに含めたインテリア照明でもあります。

アジアン家具定番のラタンの良さも活かしつつ、西海岸テイストの空気感も感じられる、まさにいいとこどり！な照明ですが、もちろん、テイストイメージを抜きにして、ナチュラル＆爽やかな白い照明としても楽しめます。白を基調としたお部屋や、サロンやホテル等の雰囲気づくりにもおすすめです。

間接照明はその名の通り、壁や天井などに反射した間接的な光を楽しむものです。こちらの照明も、シェード越しに拡がる明かりが近くの床や壁などに反射し、より雰囲気の良い空間を作り上げます。

照明は暮らしに明かりをもたらすもの。天井に付いた蛍光灯の明かりでも生活に不自由はしませんが、それにプラスしてお部屋のいろんなところにインテリア照明を灯してみると、それだけでおしゃれな空間に早変わりします。照明はインテリアの要の一つです。また、ちょっと明るさを抑えめにすれば、癒しやくつろぎの効果もあります。おしゃれで心地よい空間なだけでなく、日々の生活に疲れた時に、ほっとできるひと時を手伝ってくれるのが照明の力です。